Kiralia-HACCP(花王プロフェッショナル・サービス)

公開日:2025/09/15
キラリア
会社名花王プロフェッショナル・サービス株式会社
住所東京都墨田区文花2-1-3
電話番号03-5630-7141

HACCP制度の改正により、すべての食品事業者は衛生管理の実施状況の記録・保存が必須となりました。事業者のなかには「記録の取得も、保存・管理も難しい」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、さまざまな現場に寄り添い、最適なHACCP対応サービスを提供するKiralia-HACCPを紹介します。

花王のノウハウを詰め込んだシステム

HACCP(ハサップ:Hazard Analysis and Critical Control Point)は、食品を製造・提供する際の安全を確保することを目的とした食品衛生管理手法です。製品が完成してから安全性を検査する終末検査だけではなく、製造・調理の各工程で起こり得る危害要因を事前分析します。

とくに重要な工程を連続的または定期的にモニタリングして、食品事故のリスクを低減する仕組みです。現在、食品衛生法などの改正により、すべての食品事業者はHACCPに沿った衛生管理の実施が求められています。小規模事業者、飲食店、スーパーマーケットの店舗もHACCPの考え方を取り入れた衛生管理が必須となっています。

とくに「衛生管理の実施状況を記録・保存する」という項目に対して「どう対応したらよいかわからない」「記録をつける時間がない」などの悩みを抱える事業者(現場担当者・経営者など)は少なくありません。衛生管理の記録や保存対応に追われ、本来の業務に力を注げなくなってしまっては本末転倒です。

花王が提供する衛生管理のトータルサポート「Kiralia-HACCP(キラリアハサップ)」は、そのような事業者や飲食店の記録の取得と保存を支援するサービスです。花王プロフェッショナル・サービスが長年蓄積したノウハウにもとづいて設計されたKiralia-HACCPは「現場も本部も、みんながスマートに」をコンセプトとしています。

店舗ではモバイル入力や書類の電子化(カメラ読み取り)、IoTでの自動計測などのツールを活用して衛生管理情報を記録し、集計データを本部でスピーディに分析できることが特徴です。

現場が混乱やストレスなく衛生管理業務を記録できるよう、オペレーションに合わせて記録方法の提案が受けられています。状況に応じて運用中の紙帳票での対応も柔軟にしてもらえるので、デジタルへの苦手意識がある方でも相談・導入しやすいサービスです。

現場も本部もみんながスマートに使える

Kiralia-HACCPの特徴は、現場も本部も、どちらもスマートに使えることです。現場視点でのHACCP導入の大きな課題は、毎日の記録作業の煩雑さにあります。従来のタスクにHACCP対応が追加されるため、単純に作業工程が増え、これまでの作業フローが変わる場合、現場スタッフに大きな負担がかかります

Kiralia-HACCPでは記録が必要な作業をタブレットやスマートフォンで入力することで、集計や転記の手間をなくしています。また、冷蔵庫や冷凍庫などの設備にIoTセンサーを取り付け、温度や稼働状況を自動計測してクラウドに蓄積するので、手作業で温度を記録する必要がほぼなくなります。

作業負担を減らすと同時に記入漏れ・記録ミスといったヒューマンエラーを低減しています。一方、本部側の課題は書類管理の困難さです。Kiralia-HACCPはクラウド上でデータを一元管理できるため、現場で記録されたデータをリアルタイムで本部と共有できます。

従来は書類を取りまとめるのに手間と時間がかかった監査やレポート作成も、必要なデータをワンクリックで抽出・出力できるため、作業効率が大幅に改善されます。そのほかにも、本部から各店舗・工場の温度や衛生記録を一目で把握でき、異常があった際にはアラートで即座に検知できることも魅力です。

これにより早めの対策がとれ、食品事故を未然に防げるようになります。最先端のシステムでも、現場で使いにくい画面や操作が複雑な機能だと定着しません。

Kiralia-HACCPは、初めてタブレットやシステムを触るスタッフでもスムーズに使える操作性を重視して設計しているのも特徴です。現場も本部もみんながスマートに使えるため、衛生管理のモチベーション向上が期待できます。

現場に最適な記録方法を選べる

食品工場、飲食店、給食施設など、事業形態や規模によってHACCPの導入方法はさまざまです。Kiralia-HACCPは現場の状況に合わせて柔軟に記録方法をカスタマイズできます。小規模店舗や一部工程のみの管理が必要な場合は、紙やタブレットで必要な項目だけを記入するなど業務に合った運用ができます。

温度管理が重要な冷蔵・冷凍設備が多数ある場合は、センサーを設置して自動記録を最大限に活用するなど、店舗に最適な方法・規模でサポートを受けられます。

「紙の記録に慣れているスタッフが多く、いきなりフルデジタル化はハードルが高い」という現場でも、段階的な切替えや電子と紙のハイブリッドなど、多様な方法で対応可能です。

花王プロフェッショナル・サービスでは、実際の導入事例をもとに運用改善を続け、システムのバージョンアップを重ねています。「使い勝手をもっと良くしたい」「この工程でもセンサーを使いたい」などの現場の声を伝えて、より使いやすいシステムを実現することも可能です。

まとめ

花王が長年培ってきた衛生管理ノウハウを詰め込んだKiralia-HACCPの特徴を紹介しました。HACCPへの対応に苦労している事業者にとって、Kiralia-HACCPは現場・本部の両方でスマートに管理できる仕組みを提供しています。また、各現場に最適化された記録方法を選べる柔軟性も魅力です。「まずは一部工程だけ導入したい」「紙から電子へ段階的に対応させていきたい」など、現状の業務を大きく変えずにHACCP管理をスタートさせたい事業者にとって、力強いサポーターになるでしょう。食品衛生対策を強化しながら、業務効率をアップさせたい方は、検討してみてはいかがでしょうか。

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イメージ引用元:https://foodcaptain.net/引用元:https://kaminashi.jp/引用元:https://tmcn.jp/
会社名FOOD CAPTAIN
(株式会社ハピクロ)
KAMINASHIレポート
(株式会社カミナシ)
ACALA
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